プレスリリース
K&L Gates、25名超の弁護士を採用して、米ナッシュビルにオフィス開設
ナッシュビル発 - 国際的な法律事務所 K&L Gates LLP は、米国テネシー州ナッシュビルにオフィスを開設し、ヘルスケア、訴訟、企業法務、知的財産権、金融、建設をはじめとする多様な分野で25名を超える弁護士を採用いたしました。同オフィスは、K&L Gates の全米で24番目、世界で45番目のオフィスであり、当事務所およびそのクライアントに米国で最も急速に成長しているヘルスケア、テクノロジー、投資といったマーケットへのアクセスを提供いたします。同オフィスは、今後数ヶ月間で、さらに拡充される予定です。
K&L Gatesのナッシュビルオフィス開設に伴い、Waller Lansden Dortch & Davis, LLP、Butler Snow LLP、Dickinson Wright PLLC、Bass, Berry & Sims PLCなどの法律事務所から18名のパートナー弁護士が加入しています。各パートナーの略歴は本リリースの最後に掲載されています。
K&L Gatesのグローバル・マネージング・パートナーであるジェームス・R・セガーダール(James R. Segerdahl)は次のようにコメントしています。「近年さらには数十年にわたって目覚ましい成長を遂げてきたナッシュビルは、K&L Gatesが既に多くのクライアントと深いつながりを持っている都市であり、そこに我々の新しいオフィスを開設する運びとなりましたことをお知らせすることができ、大変喜んでおります。我々は、既存および新規のクライアントが、この地域でも、さらに世界でも事業を拡大するお手伝いができることを楽しみにしています。新オフィスには、ヘルスケア、訴訟、知的財産権、建設、企業分野などにおいて、米国でもトップクラスの弁護士が揃っています」と述べています。
ナッシュビル地域では、ヘルスケア、自動車、小売など様々なセクターの公開企業が本社や主要拠点を構えています。加えて近年では、テクノロジー、金融といったセクターの企業の転入やオフィス拡張が続いており、同地域におけるベンチャーキャピタルからの投資額も過去10年間で大幅に増加しています。
K&L Gates のナッシュビルとリサーチ・トライアングル・パーク両オフィスのマネージングパートナーであり、当事務所のヘルスケアおよび FDA 業務の共同リーダーであるメアリー・ベス・ジョンストン(Mary Beth Johnston)は、次のように述べています。「ナッシュビルは、ヘルスケア産業の中心地としての地位を確立していることはもちろんですが、我々の全米でのヘルスケア業務との重要かつ戦略的な相乗効果を生み出しています。この点で、ナッシュビルオフィスの開設時から、ヘルスケア業界の取引および規制関連の一流弁護士が加わったことを嬉しく思います。しかし、ナッシュビルはテクノロジー、金融、建設、製造業、および関連産業の分野でも高い成長率を遂げており、当オフィスおよびクライアント、そしてナッシュビルのビジネスコミュニティにとって、他にも多くの優れた機会を提供しています。これらの分野において、ナッシュビルが有する才能にあふれた弁護士が集合したことを嬉しく思い、今後も、数ヶ月、数年の間に一流の弁護士を増員していきたいと考えています。」
K&L Gatesのグローバル戦略的成長パートナーであるクレイグ・バドナー(Craig Budner)はまた、次のように述べています。「これはK&L Gatesにとって本当にエキサイティングな一日であり、発展の日でもあります。当事務所は、近年、ナッシュビルの成長に強い関心を持ち、注視してまいりました。この地域がヘルスケアやその関連への投資の機会を提供しているためというだけでなく、ナッシュビルオフィスの開設にあたりこのような著名で多様なパートナーの参加を得たということは、幅広い業務分野への対応能力、業界の洞察力と知識、そして地政的な展開といった、完全に統合されたグローバルな法律事務所であるK&L Gatesがこの地域に展開することに対する弁護士やクライアントの熱意を明確に示していると言えます。我々は、ナッシュビルのマーケットと、ナッシュビルでビジネスを展開している、または展開しようとしているクライアントに対して、より良いサービスを提供するべく、こうした弁護士とともにナッシュビルオフィスを開設することができたことを大変嬉しく思います。」
K&L Gatesは、5大陸にわたって弁護士を擁している完全に統合されたグローバルな法律事務所です。当事務所は、あらゆる主要な産業グループの多国籍企業、成長中小企業、資本市場参加者、起業家、公共部門、教育機関、慈善団体、個人を代理しています。K&L Gatesやオフィス、業務内容、登録についての詳細は、ホームページ(https://www.klgates.com/)をご覧ください。
K&L Gatesは次の都市にオフィスを構えています。オースティン、北京、ベルリン、ボストン、ブリスベン、ブリュッセル、チャールストン、シャーロット、シカゴ、ダラス、ドーハ、ドバイ、フォートワース、フランクフルト、ハリスバーグ、香港、ヒューストン、ロンドン、ロサンゼルス、メルボルン、マイアミ、ミラノ、ミュンヘン、ナッシュビル、ニューアーク、ニューヨーク、オレンジ郡、パロアルト、パリ、パース、ピッツバーグ、ポートランド、ローリー、リサーチ・トライアングル・パーク、サンフランシスコ、サンパウロ、シアトル、ソウル、上海、シンガポール、シドニー、台北、東京、ワシントンD.C.、ウィルミントン。
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Waller Lansden Dortch & Davis, LLPからK&L Gatesに加わったパートナー
ケン・マーロウ(Ken Marlow)弁護士は、米国内で200名を超す弁護士を擁するWaller事務所ヘルスケア部門のトップを務めておりました。米国で最も重要な複数のヘルスケア取引に助言を提供してきた同氏は、非公開のヘルスケア企業、複数州の非営利医療システム、学術医療センター、プライベート・エクイティが保有する医療システムや補助事業などの戦略的買収や成長戦略について、常に代理を務めてきました。また、病院、医師グループ、その他のプロバイダー間の国内で最も著名なジョイントベンチャーの設立を担当してきました。50件以上の急性期病院の取引で総額160億ドル超、100件以上の外来外科、透析、その他の外来センターのシンジケーションでクライアントをサポートしてきました。また、コーポレートガバナンスや戦略的成長の選択肢について、取締役会や評議員会に日常的に助言を行っています。
キム・ルーニー(Kim Looney)弁護士は、病院や医師組織、外来サービスや長期ケアのプロバイダー、在宅医療やホスピスの組織などに、スターク法や連邦反キックバック法、メディケアやメディケイドの不正や乱用に関する問題を含む医療規制のコンプライアンスについてアドバイスを提供しています。また、採用、雇用、ライセンス、メディケアの認証と償還などの運営上の問題、コーポレートガバナンス、契約問題、取引をめぐる規制上の留意点についてもクライアントに助言しています。同氏は、米国弁護士の団体であるAmerican Health Lawyers Associationの理事会メンバーでもあります。
ステファン・ペイジ(Stephen Page)弁護士は、ヘルスケア業界における企業内法務およびプライベートプラクティスでの25年の経験を活かし、メディケアおよびメディケイドの不正および乱用、連邦および州の反キックバック法、患者のプライバシーおよびデータセキュリティ問題、医師の自己利益のための患者紹介の禁止などのコンプライアンスに関連する戦略的および運営上の問題についてアドバイスを提供しています。同氏のクライアントには、病院、通院外科診療所、在宅医療およびホスピスケアプロバイダー、介護付き高齢者向け住宅施設、全米で事業を展開するヘルスケア投資家が含まれています。
ウェルズ・ベケット(Wells Beckett)弁護士は、買収、売却、合併、合弁事業、開発・建設プロジェクト、負債証券・株式証券の提供、SECコンプライアンスおよび報告書作成など、さまざまな取引やその他の事業事項のストラクチャリングおよび交渉において、ヘルスケア企業をサポートしています。同氏は、複数の国内最大手医療システムにおいて、戦略的成長および開発取引の代理を手がけました。同氏はさらに、他の業界の株式非公開企業や株式公開企業の企業法務を行うほか、新規創業企業や成長初期段階にある企業による成長資本、ベンチャーキャピタルの調達、さらにはプライベートエクイティファンドによる新規新興企業への投資組成についてもアドバイスを行っています。
Butler Snow LLPからK&L Gatesに加わったパートナー
アダム・スミス(Adam Smith)弁護士は、銀行取引・銀行規制、M&A、コーポレート・ファイナンスを専門としています。銀行および銀行持株会社のクライアントを代理して、M&A、支店のP&A(資産負債承継)取引、私募債・株式証券の発行、銀行持株会社の設立などを行うほか、規制やコンプライアンスに関するアドバイスを提供しています。
ビジネスおよび商事訴訟の分野で30年の経験を持つジョセフ・ウェルボーン3世(Joseph Welborn III)弁護士は、株主、M&A、銀行取引、契約、不動産、知的財産、雇用、その他のビジネス訴訟、市民権、信託および遺産相続に関するプランニングの紛争など、さまざまな紛争においてクライアントの代理を務めています。特に契約違反、詐欺、人身傷害、医療過誤、不法死亡などの請求に関わる事件でクライアントを弁護しており、米国弁護士の団体Fellow of the American College of Trial Lawyersのフェローでもあります。
チャールズ・マローン(Charles Malone)弁護士は、商事訴訟、仲裁、調査、職業上の責任問題を専門とし、州裁判所および連邦裁判所での陪審員裁判および非陪審審理、仲裁でクライアントを代理することに注力しています。不正競争、受託者義務違反、取引関係の妨害などの申し立てを含む契約および事業不法行為問題、米国内の小売業者、製薬会社、融資機関の内部調査および株主訴訟、契約および不誠実な申し立てに関する保険適用の紛争などに重点を置いた業務を行っています。
訴訟パートナーの ジェイソン・カレン(Jason Callen)弁護士も Butler Snow LLP にて、商事訴訟、リストラ、倒産、内部調査、上訴法を専門としていました。同氏のクライアントには、デベロッパー、米国内の小売業者、ヘルスケア企業、グローバルテクノロジーおよび化学企業、取締役会などが含まれています。
ローレン・パッテン(Lauren Patten)弁護士は、複雑商事訴訟、仲裁、内部調査を専門としています。専門分野は、不正競争、受託者義務違反、ビジネス関係の妨害などのクレームを含むビジネス不法行為問題、製造物責任訴訟、信託および不動産紛争、および集団訴訟などです。また、原告と被告双方のために、壊滅的な人身傷害および不法死亡に関する訴訟も扱っています。
エリン・パーマー・ポリー(Erin Palmer Polly)弁護士は、ヘルスケア関連の請求や人身事故の紛争において、ヘルスケアプロバイダーやその他の企業を代理し、また、企業や個人を代表して、さまざまなビジネスおよび商事訴訟問題に取り組んでいる商事訴訟家です。取り組んでいる訴訟問題には、雇用契約をめぐる紛争のほか、契約違反、不正競争、妨害、企業秘密の不正流用、知的財産権侵害の申し立てが含まれます。同氏は、弁護士の団体Nashville Bar Associationの元会長であります。
ロバート・ウォーカー(Robert Walker)弁護士は、証券、反トラスト、コーポレートガバナンス、銀行取引、製品、流通、その他の製造業の紛争や契約案件、集団訴訟や代替紛争解決案件など、商業および不法行為に関する訴訟案件について50年以上のアドバイス経験を有しています。同氏は、弁護士の団体Nashville Bar Associationの元会長であり、American College of Trial Lawyersのフェローであります。
同様にButler Snow LLPから入所したボー・クレソン(Beau Creson)弁護士は、州裁判所と連邦裁判所の両方で複雑なビジネス訴訟において、ヘルスケアプロバイダー、建設会社、テクノロジー企業などを代理しています。これらの訴訟には、詐欺や不正競争、契約、受託者義務、商標および著作権関連の問題などに関する申し立てが含まれます。同氏は弁護士業務に加えて、弁護士の団体Nashville Bar Associationの若手弁護士部門(Young Lawyers Division)の執行役員を務めており、2014年から同部門のメンバーとなっています。
コーポレート・ファイナンスと証券を中心に、デビッド・バーツ(David Bartz)弁護士は、金融サービス、エネルギー、国際海運などの分野に携わる企業に対し、コーポレートガバナンス、資本市場、M&A、SECコンプライアンス、報告書作成など、様々な企業問題について助言を行っています。上場企業と非公開企業の双方にアドバイスを提供しています。
Dickinson Wright PLLCからK&L Gatesに加わったパートナー
ジャック R. (ロブ) ドッドソン 3世(Jack R. (Rob) Dodson III) 弁護士は、建設、ヘルスケア、エネルギー分野のクライアントに、建設契約、設計および建設に関する瑕疵担保請求、支払い請求、入札抗議、その他の建設関連紛争、環境および規制問題など、建設プロジェクトのあらゆる段階においてアドバイスを提供しています。
訴訟パートナーのスレイド・セヴィエ(Slade Sevier)弁護士は、契約違反、不動産、リース、税金、土地収用権、入札抗議、一般的なビジネス契約などの紛争を含む様々な問題について、仲裁、法廷、政府機関でクライアントの代理を務めており、欠陥、遅延、支払い請求を含む建設紛争についても豊富な経験を有しています。また、ヘルスケア、高等教育、産業、商業、ホスピタリティ分野における設計および建設契約の交渉も行っています。
エマ・ウルフ(Emma Wolfe)弁護士は、訴訟および仲裁を専門とし、州裁判所および連邦裁判所で陪審員裁判および非陪審審理でクライアントを代理しています。特に、建設契約、設計および建設瑕疵請求、支払い請求などに関連する建設プロジェクトに関するさまざまな紛争でクライアントをサポートしています。また、契約、不動産、開発問題に関連した一般的な複雑商事訴訟を扱うほか、その他の建設および規制上の問題についても助言を行っています。
ライアン・リー(Ryan Lee)弁護士は、所有者、ゼネコン、下請け業者、その他の建設関連の訴訟問題について、建設、開発、設計、および関連する契約書の起草と交渉にアドバイスを提供しています。また、商事訴訟および政府規制の経験も豊富です
Bass, Berry & Sims PLCかからK&L Gatesに加わったパートナー
R. グレゴリー・パーカー(R. Gregory Parker)弁護士は、特許、商標、営業秘密、その他の知的財産権の取得、収益化、および権利行使について、全米の技術系クライアントをサポートしています。分子生物学および細胞生物学の学位を持つ米国特許弁護士であり、知的財産権に関わる商事紛争に重点を置いているほか、知的財産権の確保、知的財産に関わる戦略的提携や取引の支援も行っています。